インプラントはメンテナンスが重要！長く使うために注意したいこと

皆さんこんにちは。

あいざわ歯科クリニック富沢西です。

インプラントは一般的な補綴治療とは異なり、外科手術があったり、骨が治癒する期間が必要であったりします。

せっかく苦労して治療したインプラントを、できるだけ長持ちさせるにはメンテナンスが重要です。

インプラントを入れた方の中には、メンテナンスを行って10年、20年を超えてインプラントを使用している方もいます。

今回は、インプラントにおけるメンテナンスの重要性についてわかりやすく解説しますので、参考になさってください。

インプラントのメンテナンスとは

インプラントのメンテナンスは大きく分けて2つあります。

• お口をきれいにするためのクリーニング
• インプラントの故障のチェック

なぜ、これらのメンテナンスを行わなければならないのか順番にご紹介します。

インプラントは歯周疾患にかかりやすいからお口のメンテナンスが重要

インプラントは、歯根から歯冠まですべて人工物で構成されているので虫歯になることはありません。

けれども、歯周疾患にかかることはあります。専門的には「インプラント周囲炎（しゅういえん）」と呼ばれるものです。

病気の名前にインプラントとついているくらいですから、インプラント特有の歯周疾患といえます。

インプラントには、天然の歯とは違い、神経がなく、歯に血が通っていません。そのため、感染症への抵抗力が落ちてしまいます。

歯周病は感染症です。

日頃の丁寧な歯磨きはもちろん、インプラント周りに汚れを残さないように、むし歯や歯周病予防と同様に定期的にクリーニングを受けるようにしましょう。

インプラントのメンテナンスでは、上部構造やアバットメントの清掃なども行います。

また、インプラントは虫歯にはなりませんが、周りの歯は虫歯になりますので、お口のクリーニングは必要です。

インプラントの故障にも要注意

インプラントを長く使いたいなら、インプラント自体の故障にも注意してください。

インプラントは、噛み合わせが悪くなったり、ネジが緩んだりすることで、さまざまなトラブルを引き起こします。

そのため、人工歯根であるインプラントそのものはもちろんのこと、人工歯やそれらをつなぐアバットメントに異常が生じていないかを定期的に調べる必要があります。

メンテナンスでは何をするの？

インプラントのメンテナンスでは、上述したような人工歯根や上部構造に異常が生じていないかを調べ、連結装置が緩んでいる場合はインプラント専用のドライバーで調整を行います。

また、人工歯が欠けている場合は作り直さなくてはならないので、メンテナンス時にチェックを行います。

不具合を見逃さないために、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。

まとめ

このように、インプラントは治療が終わってからも、気を抜かずに定期検診でメンテナンスを受けることが大切です。

インプラント周囲炎や、残った歯のむし歯や歯周病に注意しましょう。

そうすることで、インプラントの寿命を5年10年と延ばしていくことも可能です。

インプラントのメンテナンスは、富沢駅の歯医者「あいざわ歯科クリニック富沢西」へご相談ください。