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インプラントは一生つかえるの?インプラント周囲炎を防ぎ長持ちさせる方法
皆さん、こんにちは。
「あいざわ歯科クリニック富沢西」です。
インプラントは第二の永久歯といわれています。
抜けた歯の代わりに、天然の歯と変わらない噛み心地を再現できるのがインプラントの特徴です。
ただ、一生使えるかどうかは、メンテナンスにかかっています。
では、実際にどのくらい使えるか、また長持ちさせるためのポイントをお話しします。
インプラントが一生ものになるかはメンテナンス次第
インプラントの平均的な寿命は10年~15年とされていますが、20年以上経過しても問題なくお使いいただいている方も多いです。
入れ歯は約5年、ブリッジでも8年程度しか持たないので、他の治療と比べて長く使用できるのがメリットのひとつです。
アメリカでは、40年以上にわたって、その人が亡くなるまで使用できたケースも報告されています。
インプラント自体は劣化しにくい素材で、むし歯になることはありません。
そのため、半永久的に使うことも可能です。
ただし、メンテナンスを怠ると、周辺組織や骨が弱ってしまい、インプラントを支えられなくなり脱落してしまいます。
インプラントを長持ちさせる3つの方法
インプラントを長く使い続けるためには、トラブルが起こりにくくなるようにメンテナンスを続け、お口の中を衛生的に保ち、健康を維持することが大切です。
そのためには次の3つのポイントを押さえておきましょう。
● インプラント周囲炎を予防しましょう
脱落する原因として最も多いのが、インプラント周囲炎です。
歯周病のように、インプラントを支えているまわりの組織が徐々に溶かされ、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。
原因となる歯垢をためないことで予防できますので、毎日の歯磨きを丁寧にしっかりと行いましょう。
歯科医院でのクリーニングも併用して、お口を清潔に保つことが大切です。
● たばこは控えましょう
たばこに含まれるニコチンを摂取すると、血行が悪くなり、免疫力も低下します。
歯ぐきの炎症が起こりやすくなるため、たばこを吸わない方と比べて、インプラント歯周炎になる確率が高くなります。
● 歯ぎしりや食いしばりには気をつけましょう
歯ぎしりは体重の倍以上の大きな力が特定の場所にかかります。
歯ぎしりや食いしばりを日常的に行っていると、インプラントに負担がかかり破損してしまうことも。
噛み合わせに異常がないか、歯科医院で定期的にチェックしてもらうと安心です。
「一生もの」にするためには定期的なメンテナンスがポイント
インプラントを長持ちさせて「一生もの」にするために、ぜひご一緒にメンテナンスに取り組みましょう。
わからないことがありましたら、あいざわ歯科クリニック富沢西までご相談ください。
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